3月8日が水木しげる先生の誕生日ということで、2021年3月７日、東映アニメーション公式チャンネルYouTubeチャンネルにて、「まんが王国とっとり生誕９９年水木しげる生誕祭 オンライン生配信」が配信されました。
コロナの影響で今年はオンラインらしいね
実は今回が生誕祭初参加。正直この時期は飛行機も高くてなかなか現地に行くのは大変なんで、オンライン開催はありがたい！
ということで、全国から多くの人が視聴した今年の生誕祭ですが、来年は記念すべき生誕100周年を迎えるということで、100周年に向けた四大プロジェクトが発表されました。
もうね、どの年代のファンも大喜びの企画ばかりでしたね
発表① 新アニメ悪魔くん 始動！
1989年のアニメ化以来、32年ぶりに新作アニメとして悪魔くんが復活します！
そして発表されたキービジュアルはこちら。
出典：「ゲゲゲの鬼太郎」サイト-東映アニメーション前作を踏襲した作画・・！これは嬉しいですね
真ん中の彼は誰なんでしょう？？
公式HPによると、「左は埋れ木慎吾の悪魔くん、中央は今回の主人公・２代目悪魔くん」と書いてありますね。
埋れ木慎吾が主役じゃないんだ！それに２代目って？？
悪魔くんはざっくり大別すると３代いまして、1代目が松下一郎、２代目が山田慎吾、３代目が埋れ木慎吾、ですね。なので、今回の主人公はビジュアルからも山田慎吾かと思われますが、公式の東映さんが名前を明記してないのが気になりますね。今はファンとしても（仮）というところでしょうか。
大体の人が悪魔くん＝埋れ木慎吾のイメージかと思いますので、主人公を２代目にするのは思い切った路線かと思いますが、３人とも知ってる原作ファンからすると、やはり嬉しいサプライズであることは間違いないですね。
そしてどうかメフィスト２世（公式表記ではメフィスト）の声は古川登志夫さんがキャスティングされますように・・・！
こちらは続報を楽しみに待ちましょう。
発表② ゲゲゲ ゲゲゲの鬼太郎 プロジェクト開始！
アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第1期～第6期までの全6シリーズを同時使用したキャラクター展開を実施。6シリーズにちなんで「ゲ」を６個使ったプロジェクト名「ゲゲゲ ゲゲゲの鬼太郎」が発表されました。公開されたキービジュアルはこちらです。
出典：「ゲゲゲの鬼太郎」サイト-東映アニメーション6人セットになったグッズは何かあったような気がしますが、こうして公式で６人並ぶの初めてじゃないでしょうか、こうして見ると、誰が何期かは一目瞭然ですねー。世代によって全然顔が違う！
原作は同じキャラクターなのに、そこからこれだけ違うビジュアルにできるのって、やっぱり東映さんはすごいんですね～しかもどの世代の鬼太郎も、アニメ化失敗したことないんじゃないですか？
そうですね、どの世代の鬼太郎も人気ですよね。私は３期派ですが、嫌いな期はないですね、２期とか４期はむしろ大好きです。
そしてもう一つ公開されたビジュアルがこちら。
出典：「ゲゲゲの鬼太郎」サイト-東映アニメーションこれ、全部完全書き下ろしなんですよね・・・もうね、本当泣けます。どの期も当時の雰囲気が出ててとても良いです！
ちなみにこちらのビジュアルは、それぞれの世代に期の数字が隠されています。
けっこうすぐ見つかるかと思ったら、１期と5期の難易度まぁまぁ高くないですか
？？
高低差はちょっとありますね・・・まぁじっくり探してみてください。
こちらのプロジェクトはビジュアル以外は現段階では明らかにされていませんが、グッズ展開などがメインになるのでしょうか。ぜひたくさん販売していただきたい(^_^)
発表③ 水木しげる生誕100周年記念展覧会 開催決定！
メインテーマは妖怪。後生に伝えていくべく「妖怪」とは何なのか、「昔の人の残した遺産」を水木しげる先生が後生に伝えるために描いた数々の作品と共に紹介していく展覧会が開催されます。
公開ビジュアルはこちら。
出典：「ゲゲゲの鬼太郎」サイト-東映アニメーションテーマがいいですね、原点に戻り、改めて「妖怪とは何か」を掘り下げるような展覧会になるんでしょうか。
このブログのテーマとも合いますね。
そうなんです。鬼太郎をきっかけに、少しでも妖怪に興味を持った人が、妖怪の歴史的な背景とか、さらに日本人のあり方とか、そういう事をちょっと考えてみようかなって思える展覧会だといいですねー。そして水木先生の原画ももちろんたくさん見たい・・！
先生の絵から出るあの迫力は他にはありませんから。
こちらも開催場所などは現時点では非公開のため続報待ちです。全国で開催してくれるといいですね！
発表④ ゲゲゲの鬼太郎 新作映画化決定！
６期鬼太郎の映画化が決定。タイトルは「鬼太郎の誕生 ゲゲゲの謎」。知っているようで知らない鬼太郎の誕生、その隠された謎に迫るストーリー。
公開されたキービジュアルはこちら。
出典：「ゲゲゲの鬼太郎」サイト-東映アニメーションこちらもホラーに振り切った思い切った路線ですね。
今までの鬼太郎映画は敵と戦う勧善懲悪ものが定石でしたが、今回は大人も楽しめる、というより大人にこそ見てほしい内容になる予定だそうです。
こちらもかなり期待しています。というのも、３期鬼太郎が一番好きなんですけど、墓場鬼太郎もかなり好きで、あの本当に自由でドライな鬼太郎と、全体に漂うブラックな雰囲気がたまらないので、あの路線だと嬉しいですね。
墓場鬼太郎より重い空気になりそうですが、東映アニメーション単独で進めるのではなく、水木プロダクションも監修の元、制作を進めるそうなので内容のクオリティにはかなり期待が持てますね。
という訳で、本日発表された水木しげる生誕100周年四大プロジェクトを紹介をしてきましたが、中でもファンの期待は悪魔くんのリメイクに集まっているようで、ツイッターの反応も、他のプロジェクトに比べて群を抜いたいいねとコメント数になっています。
あれほどの名作のリメイクなので、いろいろな意見がこれから出てくるかと思いますが、ビジュアルのクオリティの高さ、生誕祭司会の永富大地プロデューサーの口調や言葉から感じられる作品に対する愛情、番組の最後まで発表を引っ張ってもいいのに、無駄にファンを待たせず初っ端に四大プロジェクトを全部発表しちゃう誠実さなど、東映アニメーションの本気を十分感じることができましたので、ファンとしてはどのプロジェクトも成功するよう、とにかく応援を送りたいと思います。
コメント